2008年11月8日

Malfunction 日本の民主主義

国を治めるべき政治が行政と共に私利私欲に走り、それを国民が長年許してきた。結果、13千万の民が互いを信用できなくなり、国から「信」と言うものがなくなろうとしている。

繰り返しになるが、日本は世界で最初に民主主義を「人工的」に持ち込んだ国である。がしかし同時に、世界で最初に民主化失敗を経験する国になのだろうか。そんな危険性を構造的に抱えている。

この先、国民が大きな社会改革を望むことなしには、富める者が国を去り、国際優良企業の国外移転が加速しかねない。自国の文化も、歴史も忘れ去られようとしているこの国に、安定、安寧な未来はあるのだろうか。