2010年11月17日

国民の機会損失と業界のエゴ 5

世界では以前からあるLCCについても、なんと日本では、スカイマークが就航した98年が最初である。これを見ても理解できるように、業界の大きな抵抗が政治を動かし、国民に機会損失を与えている事は明白である。

過去に全日空が国際線参入を目指した時、日航の猛烈な抵抗にあったと聞く。政治、行政を使ってその参入を阻もうとしたらしい。その全日空も日航とともに、今や航空・空港産業の規制緩和を一部遅らせたいと考える側に立っているわけだ。


本来、大手の
LCC参入は逆に規制するべきである。新規資本の参入を促し、富の一極集中が起こり難い経済構造を創って頂きたいと願うからだ。

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